O2Farmの「百笑日記」 -12ページ目

ドナドナ

我が家で生まれたウシの子を出荷しました。ウシの子ばかりを売買するセリは、2ヶ月に1度開催されます。種付けから出産までが約10ヶ月。出荷するまでに約10ヶ月。セリでは、飼い主がウシを引いて会場をぐるぐる回り、その間に電光掲示板に表示される価格があがっていきます。その価格が動かなくなったらおしまい。所要時間は1頭につき約1分。めまぐるしい勢いでウシの子が売買されていくのです。実は、親の血統などで価格はセリが始まる前に大体決まっているそう。私にはまだよく分かっていませんが。何はともあれ、我が家の3頭はそれなりの価格で売られていきました。大事に飼ってもらうんだよ~

ウシの子市

阿蘇名物・タカナを植えました

ピリッとした辛さで有名な阿蘇のタカナ。関東の野沢菜に似ています。春にとっておいた種を、稲刈りが終わった今頃蒔きます。とっても小さな種なので、土を被せるのはクワではなくホウキで。お掃除しているのではありません。おいしいタカナになぁれ。

タカナ


またまた助っ人

東京から父が手伝いにやってきました。「昔やったことがある」と言って、まずは薪割りに挑戦。お見事!乾燥したヒノキが小気味いい音を立てて割れました。朝晩が冷え込むようになった阿蘇では、そろそろ冬支度を始めなければ。薪ストーブで暖を取っている我が家は、いくら薪があっても足りないくらい。お父さん、頑張って!

薪割り

稲刈り後の田んぼ

稲刈りが終わってしばらく経つと、刈り取った株からまた稲が伸びてきます。しばらく前まで黄金色だった田んぼが、また緑になるのです。よく見ると、ちゃんと穂までついているのですが、阿蘇のような高原では二毛作はできません。でもいじらしく、そしてたくましく伸びてくる稲を見ていると、つい応援したくなってしまいます。

収穫後の田んぼ

稲刈り終了!次はワラ集め

ようやく稲刈りが終わりました。さてお次の仕事は稲ワラ集めです。これは、牛のエサ用。我が家の牛は夏の間は放牧されていますが、冬の2~3ヶ月間だけは牛舎で過ごします。その間のエサ、というわけです。天気がいいのでよーく乾燥した稲ワラ。確かにおいしそうな香りがしているような…さすがに食べる気にはなりませんが。


ワラ集め

竹ごはん!

秋晴れの週末。「LAND&ART ~大地よありがとう~」というイベントをやりました。土や竹や草を使った創作活動。土鈴ができたり、竹ドームができたり、鶏の気分になれるポンチョができたり。夕飯には自分達でさばいた鶏と、竹筒で炊いたご飯。「農」と「アート」が一つになった、とっておきのイベントでした。


竹ご飯

子牛

かわいいでしょう!?牛といえばゆったりしているイメージがありますが、けっこう動きが早いのです。子牛が運動場を駆け回っている姿は、まるで子鹿のよう。お母さんのお乳をもらいにきていたので、ようやく近距離でカメラに収めることができました!


子牛

風物詩

稲を刈った後に残ったワラを乾燥させる「小積み(こづみ)」。地方によって積み方が違うようです。最近はワラの使い道が減っているせいか、あまり見かけなくなってしまいましたが、秋の風物詩のひとつです。阿蘇には牛を飼っている農家が多いので、所々でこのような小積みが見られます。


こづみ

稲刈真っ最中

2週間ほど家を空けていたので、ブログを更新しそびれていました…。只今、稲刈真っ最中。今年の稲刈は9月2日からスタートしました。そろそろコシヒカリの刈り取りが一段落しそう。その後は、ヒトメボレやアキゲシキといった品種を刈り取ります。我が家の分だけではなく、地域の人々から刈り取りを頼まれるので、Kotaは毎日のようにコンバインに乗っています。なかなかかっこいいでしょう?

稲刈り

こんどは私

いっつもこんな風に遊んでるわけじゃぁありません。でも、8月はたくさんお友達が来て、農作業で忙しいながらもワイワイ遊ぶことができたので、楽しい1ヶ月でした。これは、友達の奥さんが持ってきてくれた「バイオマスすごろく」。木や身近にある資源をどれだけ活かすことができるかが勝負で、例えば古材で家具をつくったりすると、「ハッピーカーボン」という得点がもらえるの。さしずめ”お金じゃない幸せ”というところでしょうか。教育的なわりに、よくできたゲームでした。

すごろく