ブログ画像一覧を見る
このブログをフォローする
先週から我が家に「居候」がいる。名前はコグ。我が家の居候としては3人目。「大きな絵を描きたいから」といって東京から阿蘇にやってきた。その言葉どおり、天気がよければ庭で大きな画用紙を広げてせっせと絵を描いている。バイクでやってきた彼は、スケッチの旅にも出かける。ただ観光にいくより、よっぽどその土地その土地の印象が強く残るんだろうなぁ。滞在予定は約1ヶ月だけど、詳細は未定。ブログにも度々登場することになるでしょう。
晴耕雨読は農家の特権。といっても、こう雨ばかりだと、気持ちが焦っちゃうなぁ。…と自然相手に文句を言っても仕方がないので、昨日はホームシアターを楽しみました。プロジェクターは生産者組合から「預かって」いるもの。スクリーンはキングサイズのシーツ。けっこうきれいに見えるもんです。大音量だから迫力!友人に薦められた「ジョゼと虎と魚」という邦画を見ました。KOTAは気に入ってたけど、私はまぁ、まぁってところ。雨どいの一部がはずれて、滝のようになっていたので思わず撮っちゃいました。
空梅雨のまま終わるかと思ったら、もう2週間近くもぐずついた天気。農作業が思うように進みません。まぁ、ちょっと体を休めるにはいいんだけど。「晴耕雨読」を実践できるなんて、農業はやっぱりすばらしい。ハウス栽培をしている農家は休みなしだけど、うちにはそんなものないもーん。ちょっとした晴れ間に、鮮やかなあじさいを撮りました。
ここ2、3日ようやく雨が降って、外の作業はちょっとお休み。牛小屋に愛犬・ミミを連れて行ったら、子牛がミミを見てびっくり。どう考えても、君の方が強いって・・・。最初は逃げ腰だった子牛ちゃんも、ようやくそのことに気づいて、今度はミミに突進。友達になろうと思って近ずいたのに思わぬ反撃を受けて、ミミはへたりこんでしまいました。次は仲良くなれるかな?
だいぶフワフワの毛から、水鳥らしい毛に生え変わってきました。毎日1回、砕けたお米をエサにあげています。「来ーい、来い、来い」と声をかけると、どんなに遠くにいても猛スピードで餌場にやってきます。最近はイネが伸びてアイガモの姿が隠れるようになりましたが、そのイネをゆさゆさ揺らしながら、我先にと帰ってくる姿はぜひライブでお見せしたいくらい。夢中でエサを食べているカモたちのお食事風景です。
恋に後始末はつきもの。今年の恋はあまり激しくなかったくせに、ちょっとした後始末が必要でした。
我が家の恋、そう、コイ(鯉)は、大事な苗を倒してしまいました。苗は結局水没。一度田の水を枯らして、根を丈夫にします。空いたところに苗を植え直して、豊作祈願。
我が家で作っている無農薬のお米は店頭には並んでいません。年間予約をしているお客様に直接届けます。玄米の状態で涼しいところに保管しておき、毎月精米して季節の便りと一緒に送るのです。毎月一度の精米作業。お客様への手紙には一文でも手書きのメッセージを書く。ちょっとしたこだわりです。別に日記代わりのブログなのでPRをしているわけじゃないけれど、精米したてのお米は格別においしい!つい2杯目に手が伸びて、増え気味の体重が気になるけれど、おいしいんだからしょうがない。幸せな悩みだなぁ。